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ブライダルローンの審査は厳しい?基準や流れ、落ちる理由まで徹底解説!

結婚式の費用を準備する手段として、ブライダルローンを検討する方も多いのではないでしょうか。しかし、無担保で借り入れが行うことができるため、「審査は厳しいのか」という疑問を抱くケースも予想されます。
この記事では、審査で重視されるポイントや申し込みから借り入れまでの流れ、必要書類について詳しく解説します。審査に通過するための対策も紹介しているため、理想の結婚式実現のために参考にしてください。

Contents

ブライダルローンとは?結婚式費用のためのローン

ここでは、ブライダルローンの概要や使い道について詳しくみていきましょう。

結婚式にかかる費用の全国平均

株式会社リクルートが実施した「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」の調査結果によると結婚式費用総額の全国平均は343.9万円です。結婚式の会場や食事、招待人数などこだわるポイントによって費用が異なります。

そのため、平均金額よりも費用の捻出が可能かどうかを検討することが重要です。

ブライダルローンの主な使い道

ブライダルローンの主な使い道は次のとおりです。

・婚礼衣装
・会場使用料や挙式料
・招待状
・料理やケーキ
・写真・ビデオ撮影
・結婚指輪
・新婚旅行

結婚前後では、引っ越しや家具の購入などさまざまな出費が続く状況です。そのうえで、生活費を確保しながら、結婚式の費用を準備できる点はメリットだといえます。

ただし、資金用途には制限があるため、契約時によく確認しましょう。

多くの結婚式場が採用する「前払い」制度

多くの式場が前払いを採用しているため、結婚式の1ヵ月~数週間前までには、結婚式の費用を支払う必要があります。明確な期日が決まっているため、支払いが遅れた場合、今後のスケジュールに影響を与えるケースも少なくありません。

また、一括支払いや中間、申込金などのルールが式場によって異なります。そのため、あらかじめ確認しておきましょう。

ブライダルローンの審査で重視されるポイント

ここでは、ブライダルローンの審査で重視されるポイントをみていきましょう。これまでのライフスタイルによって審査の結果が変わるため、税金の滞納や支払いの遅延を起こさないといった事前の対策を行っておくことも重要です。

申込者の安定した収入

審査に通過するには安定した収入が必要になります。また、勤続年数や雇用形態も審査の対象であるため、年収が高い方でも審査に通らないケースがある点は把握しておきましょう。

過去のローン返済やクレジット支払いの履歴(信用情報)

金融機関は、申込者の過去の返済に関する信用情報を必ず照会します。たとえば、各種クレジットカードやローン返済の遅延や延滞があった場合は、信用情報機関に登録されているため、審査が厳しくなるといえるでしょう。

信用情報は、過去に金融事故(延滞や異動)があっても数年で更新されます。しかし、最低でも5年以上は記録が残るため、支払い状況は細かく確認しておくことが重要です。

他社からの借入状況とバランス

他社からの借入状況も審査の対象となり、借入件数や金額が多いほど審査に落ちやすくなります。また、ブライダルローンの申込時に高額な借り入れを行っている場合、返済能力に疑問を持たれる可能性も予想されます。

そのため、ブライダルローンに申し込む前に他社の借り入れを清算し、返済の負担を軽減しましょう。

申込者の年齢や勤務先の情報

申込者の年齢に関しては、一般的に満20〜65歳までが対象です。しかし、各金融機関で条件が異なるため、事前に条件を確認しておきましょう。勤務先に関しては、会社の規模が大きいほど審査に有利となる傾向にあります。

金融機関は勤務先の情報を確認し、勤続年数や業績動向もふまえて返済能力を評価します。そのため、転職したばかりよりも勤続年数が長いほうが評価は高くなるといえるでしょう。

雇用の安定性を示す資料を用意しつつ、ブライダルローンを活用する時期を考えながら勤務先も検討することが大切です。

ブライダルローンの審査に落ちる主な理由

ここでは、ブライダルローンの審査に落ちる主な理由をみていきましょう。

申込内容に誤りや虚偽の記載があった

申込書類に虚偽や不備がある場合は、ローンの審査に落ちる原因となります。申込書類は金融機関にとって重要な資料であるため、意図的でないミスであっても虚偽申請と見なされるリスクも予想されます。

金融機関によっては、勤務先へ在籍確認を行う場合も少なくありません。虚偽が発覚した場合、審査に通るのは困難です。申込書類は丁寧に入力・記入しましょう。

信用情報に延滞などの記録が残っている

信用情報に延滞などの履歴が残っていれば、審査の通過は困難だといえるでしょう。ローンやクレジットカードの支払いを長期延滞したといった情報は信用情報に記録されます。金融事故情報として扱われ、履歴は5~7年程度信用情報に残ります。

借入希望額が年収に対して高すぎる

収入に対して借入希望額が高すぎる場合、安定した収入があっても審査に通らないケースも珍しくありません。金融機関は収入と借入希望額のバランスを重視しています。

そのため、借入希望額を決定するときは、自身の収入や他社からの借入状況を考慮し、無理のない金額に設定しましょう。

ブライダルローン申し込みから借り入れまでの流れ

ここでは、ブライダルローン申し込みから借り入れまでの流れをみていきましょう。

手順1:利用する金融機関を選び仮審査に申し込む

利用する金融機関を選択し、仮審査を申し込みます。仮審査では申込者の年収や年齢などを簡易的に確認し、本審査に進めるかどうかを判断されます。

仮審査に落ちた場合は本審査に進めないため、他の金融機関の利用を検討しましょう。ただし、短期間で複数の金融機関に申し込みを行うと、審査に悪影響があります。そのため、申し込みを行う金融機関は慎重に検討することが重要です。

手順2:本審査に必要な書類を準備し提出する

仮審査に通過して本審査に進んだ場合、次のような必要書類の提出が求められます。

・本人確認書類
・収入証明書
・見積書、契約書

審査をスムーズに通過するためにも、書類に不備がないように注意しましょう。

手順3:本審査結果の連絡を受け契約手続きを行う

本審査通過後は、契約手続きを行います。ただし、本審査の結果次第では、希望額の借り入れができない場合があります。

希望額に達していなかったときは計画を立て直しましょう。たとえば、限度額に全く届かない場合は、資金計画を検討し、申込時期も考え直す必要があります。

手順4:指定口座への入金を確認する

入金に関しては、結婚式会場などの支払先に振り込まれるパターンと契約者の口座に振り込まれるパターンがあります。また、目的別ローンであることから、支払い後に書類の提出が求められるケースがある点は知っておきましょう。

ブライダルローンの審査で必要になる書類

ブライダルローンの審査で必要になる書類をみていきましょう。

運転免許証などの本人確認書類

本人確認書類には、次のような種類があります。

・運転免許証
・パスポート
・健康保険証
・マイナンバーカードなど

源泉徴収票などの収入証明書類

収入証明書類に関しては、次のような書類が必要です。

・源泉徴収票
・給与明細書
・確定申告書
・住民税決定通知書など

結婚式場の見積書など資金使途確認書類

資金使途確認書類には、次のような書類があります。

・利用代金明細書
・見積書
・契約書など

必要書類は金融機関によって異なるため、漏れがないように確認しておきましょう。

ブライダルローンのメリット

ブライダルローンのメリットをみていきましょう

理想の結婚式を諦めずに実現できる

理想の結婚式を叶えるためには、資金面がハードルになるケースがあります。ブライダルローンを活用すれば必要な資金を調達できるため、自分とパートナーが理想とする結婚式を挙げられるでしょう。

資金の使い道が限定され借りすぎを防げる

資金の使い道が結婚式の関連費用に限定されています。そのため、余分に借りすぎてしまう心配がなく、返済計画も立てやすいといえるでしょう。

他のローンより金利が低い傾向にある

ブライダルローンはカードローンやフリーローンと比べると、貸し倒れリスクが低いため、金利も低い傾向です。そのため、結婚式の費用がある程度高額になった場合であっても、返済総額は高くなりにくいといえます。

また、返済期間を調節できるケースが多いため、返済の負担も軽減しやすいでしょう。

ブライダルローンのデメリット

ここでは、ブライダルローンのデメリットをみていきましょう。

審査から融資実行までに時間がかかる

ブライダルローンは申し込みから融資実行までに1~3週間程度の時間がかかります。そのため、お金が必要なタイミングを把握しつつ、支払期日に間に合うように申し込みを行う必要があります。

支払期日の直前では、支払いに間に合わなくなるリスクがあるため、注意しましょう。

結婚関連費用以外には利用できない

資金使途が結婚関連費用に限定されているため、借りすぎの防止には効果的です。しかし、引っ越しや家電の購入といった他の用途で資金が必要になったときは使用できません。

他の用途での出費が必要な場合には、他の金融商品を検討することも大切です。そのため、用途の確認だけでなく、結婚式前後の資金状況をよく確認しておかなければなりません。

新生活の家計を圧迫する可能性がある

新生活を送るときには、さまざまな出費が発生します。そのうえで、ブライダルローンの返済も行っていく必要があるため、支出が増加します。家計を圧迫するリスクがあるため、返済計画を具体的に立てて利用しましょう。

審査が不安な方のための他の選択肢

ここでは、審査が不安な方のための他の選択肢をみていきましょう。

カードローンを利用する方法

ブライダルローンの審査に通過できなかった場合であっても、カードローンの審査に通過できることは少なくありません。カードローンは申し込みから借り入れまでの期間が短く、利用限度額内であれば何度でも借り入れできます。

ただし、ブライダルローンよりも金利が高い傾向にあるため、返済総額が大きくなる点は把握しておきましょう。

カードローンとフリーローンの違いについて詳しく知りたい方は、次の記事もご覧ください。
内部リンク:カードローンとフリーローンは何が違う?特徴や活用ケースを紹介 | 大阪・京都・兵庫で融資は消費者金融ニチデン

目的を問わないフリーローンで代用する方法

ブライダルローンの利用が難しいといった場合は、フリーローンも検討可能です。フリーローンは資金の使途が限定されないローンであるため、幅広い使途に利用できます。

ただし、借り入れは原則1回であるため、追加利用のときは別に申し込みが必要です。

両親や親族から資金援助を受ける

結婚費用が不足している場合、両親や親族から資金援助を受ける方法があります。ただし、両親からの資金援助の金額によっては、贈与税が発生する場合があります。そうした点も考慮しながら資金援助を受けましょう。

結婚費用にはニチデンのフリーローンもおすすめ

ここからは、関西圏でフリーローンを提供している「ニチデン」のサービスを例に紹介します。自分に合った選択肢を検討する際の参考にしてください。結婚費用にニチデンのフリーローンがおすすめな理由をみていきましょう。

ブライダルローンより使い道の自由度が高い

ブライダルローンは、使い道が結婚関連費用に限定されています。フリーローンは趣味や娯楽、医療費などさまざまな用途に対して、使用できることから自由度が高いローンです。

フリーローンについて詳しく知りたい方は、次の記事もご覧ください。
内部リンク:使い道自由なフリーローンを徹底活用!目的別の賢い使い方からフリーローンの基本まで解説します | 大阪・京都・兵庫で融資は消費者金融ニチデン

申し込みから契約までWebで完結できる

インターネットから24時間申し込みを受け付けているため、好きなタイミングで申し込めますので、ニチデンのフリーローンの魅力といえるでしょう。

スピーディーな審査で急な出費にも対応

ニチデンのフリーローンは、審査時間は申込内容や混雑状況によって異なるものの、最短10分で結果が出て即日振込も可能です。そのため、急な出費が必要になった場合でも、時間をかけずに資金を用意できます。

結婚費用の調達方法の一つとして、ニチデンのフリーローンを検討するのも良いでしょう。

まとめ

ブライダルローンの審査は厳しめであるものの、安定した収入や信用情報に問題がなければ借り入れできる可能性があります。また、利用が難しいと感じる場合には、カードローンやフリーローンなど他の方法で資金調達を行うことが可能です。

手軽に素早く結婚資金を用意したい方は、ニチデンのフリーローンの利用を検討してみましょう。