【2023年】お年玉の相場はいくら?年齢別の金額と渡す際のマナーを解説
日本では新年を祝うためにお年玉を渡す習慣があります。しかし、お年玉をどの程度あげれば良いのか疑問に感じている方もいるでしょう。今回は、お年玉の由来にふれた上で、渡す時のマナーや相場をみていきます。お年玉の金額に悩んでいる方は、参考にしてみましょう。
お年玉をあげる時のマナーを紹介
お年玉をあげる時のマナーをみていきましょう。
・お年玉をあげる時に気を付ける3つのマナー
※ぽち袋に入れる
お年玉はぽち袋に入れて渡します。親権者は、後で返す必要があるため、誰からいくらもらったのか管理していることが殆どです。直接現金を渡すことのないように注意が必要です。
※新札や新硬貨を入れる
お年玉であげるお札や硬貨は新しいものを用意しましょう。これは、新年となったことが祝い事と同様の扱いであるためです。用意する時間が取れない場合には、できるだけきれいな状態のお札や硬貨を選んで渡すことが大切です。
※喪中の時は配慮が必要
本来の意味から考えれば喪中の場合、お年玉をあげることはありません。しかし、子供にとっては1年に一度の楽しみなイベントです。そのため、仮に渡す場合には、イラストやお年玉という文字が表記されていない袋に入れて渡すなど配慮が必要です。
・してはいけない、お年玉のNGマナー
※「4」「9」の付く金額は入れない
死をイメージさせる「4」や、苦を連想させる「9」など縁起の悪い数字は避けることが大切です。そのため、4や9の付く金額をお年玉として渡すことは避けましょう。
※目上の方の子供に現金を渡すのはNG
お年玉は目上の方が目下の方に渡すものという意味合いがあるため、会社の上司などの子供に現金を渡すのは避けましょう。また、親に対してお年玉を渡すことも失礼となる点にも注意が必要です。
お年玉を包む・渡すマナーはご祝儀のマナーとほぼ同様であるため、ぽち袋などわかりやすい形で入れて渡すことが大切です。
お年玉の相場はいくら?年代別に紹介
ここからは、お年玉の相場を年代別にみていきましょう。
・お年玉の相場
年齢 | お年玉の相場 |
0~2歳(乳幼児) | 1,000円以下 |
3歳~6歳(未就学児) | 1,000円以下 |
6歳~9歳(小学校低学年) | 1,000円~3,000円程度 |
9歳~12歳(小学校高学年) | 3,000円程度 |
12歳~15歳(中高生) | 5,000円程度 |
15歳~18歳(高校生) | 5,000円~1万円程度 |
18歳~22歳(大学生) | 1万円程度 |
あくまでも目安であるものの、相手との関係性を検討した上で包む金額を決めましょう。
・ぽち袋のマナー
※お札の向きやお札の入れ方
ぽち袋の場合、お札は表を内側にした上で、三つ折りで入れます。取り出して広げた際に、表が上を向いている状態にしましょう。複数の場合は1枚ずつではなく、1つにまとめて入れます。
※硬貨の入れ方
硬貨に記載された製造年月日がある方が裏側であるため、それを下にしてぽち袋に入れる方法が正しい入れ方です。
※ぽち袋(お年玉袋)の書き方
ぽち袋の表面には渡す相手の名前を書いて、裏面には自分の名前を書きましょう。裏面の自分の名前は左下になるデザインが多いと想定されます。
まとめ
お年玉は年明けに子供にお金をあげる習慣として定着しています。しかし、お年玉を渡す際には、親権者に対して失礼にあたらないよう、マナーを守ることが大切です。
新札を使用する点や名前の書き方、ぽち袋にお札や硬貨を入れる際の入れ方にも気を配りましょう。