使いみちに合わせたお金の借り方

お金が必要になる理由やタイミングは、場合によって大きく異なります。そのため、カードローンやキャッシングを利用する理由も人によってさまざまです。例えば、突然の病気やケガでお金が必要なケースもあれば、生活費が足りないといったケース、高いブランド品が買いたいといったケースもあります。

そうしたさまざまなケースがある中で、カードローンやキャッシングはどういった使い方をすべきなのでしょうか。無理なくカードローンやキャッシングを利用するためには、使いみちに合わせた利用を考えなければなりません。

そこで今回は、カードローン・キャッシングの用途や使いみちに合わせた借り方についてご紹介します。

 

利用目的の多くを占めるのは娯楽・趣味や生活費

日本貸金業協会が平成27年に発表したアンケート結果によると、カードローンやキャッシングの利用目的として最も多かったのは娯楽・趣味でした。娯楽・趣味は旅行などのレジャーも含まれているため、まとまった費用が必要になったときに一時的に借り入れを行うという使い方だといえます。

次に多かったのは、食費です。家賃の支払いや光熱費といった生活費全般が上位に入っています。たまのディナーや飲み会費用など一時的にまとまった費用が必要となるケースもありますが、どちらかというと継続的な利用だと考えられます。

 

カードローンやキャッシングは突発的に発生した出費に対して有効

カードローンやキャッシングの用途は、大きく分けて突発的に出費に対するものと継続的に出費に対するものの2種類があります。これらのうち、カードローンやキャッシングが有効なのは突発的な出費です。

例えば突然の事故で入院を余儀なくされた場合や冠婚葬祭などのイベントに参列した場合、旅行などでまとまった費用が必要になった場合。こういったシチュエーションは突発的なもので、本来の生活では支払うことがない費用です。そのため、普段の収支を考えて計画的な返済計画が立てやすいといえます。こうした返済計画が立てやすい出費では、カードローンやキャッシングを有効利用することができます。

この他、設備投資や資金運用などのために借り入れるのも有効な利用方法です。一時的に借り入れした資金で資産形成を行うことで、返済しながら自身の資産を増やすことができます。設備投資を行うことで仕事の効率があがり、結果的に収支をプラスにすることもできます。

 

毎月の生活費の補填など、継続的な利用には要注意

上述した突発的な出費とは逆に、継続的な出費に対してカードローンやキャッシングを利用するのはおすすめとはいえません。

例えば生活費が足りずに2万円借り入れた場合、翌月はいつもの出費に加えて借り入れた2万円と利息を支払わなければなりません。その月だけ特別な理由で収入が減っていたという場合であれば返済は苦ではないかもしれませんが、慢性的に生活費が厳しいのであれば2万円の返済は難しいといえます。そのため、再び足りない分を借りることになり、いつまでたっても返済が終わらないことになります。

カードローンではリボルビング払いという方法も利用できますが、返済期間が長くなるほど、借入金額が大きくなるほど払わなければならない利息は大きくなるため、なかなか返済が終わらないという状況に陥る可能性は同じくあります。リボルビング払いは借り入れの総額がイメージしにくいということもあるため、より注意が必要だといえます。

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