返済の遅れで発生する遅延損害金。影響や避けるための対策とは?

カードローンやクレジットカードでキャッシングを行った際には支払い期限が設けられており、その支払い期限までに返済ができれば何も問題はありません。しかし、支払い期限までに返済ができず滞った場合、遅延損害金が発生します。遅延損害金が発生した場合、より多くの金額を支払う必要があります。今回は遅延損害金の基礎知識やリスク、遅延損害金の発生を避けるための方法について解説しましょう。

 

返済期限に遅れると発生する遅延損害金

返済期限までに支払いができなかった場合に発生する遅延損害金の基礎知識を解説します。

 

・遅延損害金が発生するのはいつから

遅延損害金が発生するのは、返済日の翌日からです。たとえば、1月31日が返済日である場合、2月1日から遅延損害金が発生します。遅延損害金の支払いに関しては、基本的に返済時にまとめて支払うことになります。そのため、返済日から遅れて支払う場合には未払いの毎月返済額に遅延損害金を合算した金額を支払わなくてはいけません。遅延損害金は1日ごとに加算されていくため、返済が遅れれば遅れるほど、返済金額が大きくなるので注意が必要です。

 

・遅延損害金の上限利率は年率20%

遅延損害金に関しては、クレジットカード会社や金融機関によって利率は異なっています。ただし、遅延損害金の上限利率は年率20%までと定められているため、クレジットカード会社や金融機関の多くは遅延損害金の割合を年率20%としています。遅延損害金は損害賠償金や罰金といった性質があるため、通常の金利よりも高めに設定されているのが特徴です。

 

・遅延損害金の額は計算できる

遅延損害金の額は、以下の計算式を用いることで計算できます。

 

・借入残高×遅延損害利率(年)×遅延日数/365日

一例として、借入残高が10万円で遅延損害利率が20%の状態で、1カ月延滞してしまった場合の計算は以下のようになります。

 

・10万円×20%×30日/365日=1,643.83・・ 遅延損害金 1,643円

遅延損害金の支払いにあたっては、実際に自分で計算する必要がなく、会員ページや利用明細書、サポートセンターへの電話などで確認できます。

 

遅延損害金を避けるための対策とは

 

支払う金額の増加の発生は避けるべきです。遅延損害金が発生しそうになった場合、これから取り上げる対策を行いましょう。

 

・支払いが滞りそうならば担当に相談

支払いが滞りそうな場合は、担当者に相談すると返済計画の見直しの相談に乗ってくれる可能性があります。現在支払っている毎月の返済額を継続して支払えない場合、担当者が認めれば、毎月の支払額を引き下げることができるでしょう。こうすれば、遅延損害金の発生を避けられ、お金に余裕があれば元の返済額に戻ることが可能です。ただし、返済が長期化するため、合計の返済額が増えることは把握しておきましょう。

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