中小消費者金融の審査に落ちた…絶望する前に試すべき対処法と注意点

中小消費者金融の審査に落ちた…絶望する前に試すべき対処法と注意点

中小消費者金融の審査に落ちたことで、「なぜダメだったのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。しかし、審査のポイントを押さえていれば、悲観する必要はありません。

この記事では、審査に落ちる一般的な理由や落ちた後の具体的な対処法を詳しく解説します。安全にお金を借りるための注意点も紹介するため、ぜひ参考にしてください。

中小消費者金融の審査に落ちてしまう主な理由

ここでは、中小消費者金融の審査に落ちてしまう主な理由についてみていきましょう。

収入状況が安定していないと判断された

消費者金融のカードローンの多くは、収入状況が安定していることを条件に定めています。そのため、収入が不安定と判断された場合、審査に通過できません。また、高い収入を得ていても以下のような場合は審査に通らないケースもあります。

●勤続年数が短い
●月ごとに収入の差がある

収入が年金だけの場合は金融機関によるものの、安定収入とはみなされないケースもある点は把握しておきましょう。

信用情報に傷があり返済能力を疑われた

カードローンやクレジットカードなどの金融商品で延滞・債務整理といった金融事故を起こした場合、信用情報機関に履歴が残ります。信用情報に問題があれば、貸し倒れのリスクが高いと判断されやすくなります。

そのため、審査に通過しにくくなり、借入は困難になるといえるでしょう。

総量規制の上限に達している可能性がある

消費者金融から借入を行う場合は、総量規制で年収の1/3を超える貸付が原則禁止とされています。また、年収に対して他社からの借入が多い、高額借入を希望した場合も審査に通りにくくなるため、他社からの借入額を減少させることも大切です。

短期間に複数社へ申し込みブラックになっていた

カードローンやクレジットカードへの申し込み情報は、信用情報機関に6カ月間記録されます。仮に、短期間に複数社への申し込みを繰り返し、申し込みブラック状態となると、消費者金融にお金に困っている、返済能力が低いという印象を与えてしまいます。

そのため、借入の申し込みに関しては、条件をみたうえで絞り込むことが重要です。

申込時の情報に誤りや不足があった

申込時の情報に誤りや不足がある場合、信用力が低い人物と判断され、審査に悪影響を与えます。審査に通りやすくするためにも、情報の誤りや記入ミスがないかどうか十分に確認することが重要です。

在籍確認が取れなかった

審査では、勤務先へ在籍確認が行われるケースがあります。申込者本人が電話に出られない場合でも、在籍している事実がわかれば問題ありません。

しかし、実際に在籍していても、電話応対した人が「わからない」「そのような者はおりません」といった回答をすると在籍確認ができなくなります。在籍確認は、事前に上司や電話対応者に個人宛の電話がある旨を伝えておくと、スムーズです。

中小消費者金融の審査に落ちた後に試せる対処法

ここでは、中小消費者金融の審査に落ちた後に試せる対処法をみていきましょう。

他の中小消費者金融へ申し込む際の注意点

他の中小消費者金融へ申し込む場合は、「申し込みブラック」にならないことが重要です。そのため、短期間で複数社に申し込みを行ってしまった場合は、6カ月程度の期間を空けてから再度申し込みましょう。

また、返済能力に問題がある場合、審査に通過しにくくなるため、返済能力の向上や残債の減少などの状況改善を行うことが大切です。

クレジットカードのキャッシング枠を活用する

すでに所有しているクレジットカードにキャッシング枠が付帯されている場合は、規定の範囲内で審査を受けずに借入が可能です。これは、申し込みの段階で審査が完了しているためです。

そのうえで、さらにキャッシング枠が必要となった場合には、再審査となるため、利用条件の確認が重要だといえるでしょう。

質屋で一時的にお金を借りる

質屋では、ブランド品や貴金属、宝石類といった高額の商品などを担保として預け、現金を借りられます。査定時は物品と本人確認書類が必要です。

査定金額に満足できれば、質札と現金を受け取れます。質屋で借入したお金に返済義務はないものの、返済期日までに返済しなければ、預けた物品の所有権が質屋に移る点は知っておきましょう。

生命保険の契約者貸付制度を利用する

生命保険の契約者貸付制度は、解約返戻金を担保とし、一定の範囲内で借入できる制度です。限度額は保険料の支払い状況によって異なるものの、金利は低めに設定される傾向です。

保険商品によっては利用できない場合があるため、契約前に条件を確認しましょう。

公的融資制度の利用を検討する

公的融資制度は、経済的に困窮している人が対象となるため、消費者金融の審査に落ちても利用できるケースがあります。ただし、制度ごとに条件が設けられているため、利用を検討する場合は、公式サイトや自治体の窓口で確認しましょう。

融資まで時間がかかるため、すぐにお金が必要なときは他の方法を検討することをおすすめします。

絶対に手を出してはいけない危険な資金調達方法

ここでは、絶対に手を出してはいけない危険な資金調達方法をみていきましょう。

審査なしを謳う闇金業者からの借入

消費者金融は貸金業者であるため、「貸金業法」で申込者の返済能力の調査が義務となっています。審査なしを謳っている業者は、違法な闇金業者です。一度でも借入を行った場合、法外な金利設定や悪質な取り立てで苦しむことになります。

また、闇バイトといった犯罪行為に巻き込まれるリスクもあるため、お金に困っていても闇金業者からの借入は絶対に避けましょう。

クレジットカードのショッピング枠現金化

クレジットカードのショッピング枠で購入した商品を業者に売却し、現金化する方法があります。しかし、カード会社の利用規約で禁止されているケースが多く、現金化が発覚すれば、強制解約・残高の一括返済が求められるリスクがあります。

そのため、お金がないとしてもクレジットカードの現金化は、避けなければなりません。

中小消費者金融の審査に通るために事前にできること

ここでは、中小消費者金融の審査に通るために事前にできることをみていきましょう。

申込書類は正確に丁寧に記入する

申込書類に不備がある場合、審査に時間がかかるだけでなく、審査に悪影響を与えます。仮に、虚偽申告と判断された場合は、以下のようなリスクがある点に注意が必要です。

・審査打ち切りとなる
・今後申し込んだ金融機関からの借入ができなくなる

そのため、申込書類に不備がないように正確に丁寧に記入しましょう。

他社からの借入件数や金額を減らす

他社からの借入件数や金額が多い場合、返済能力が疑問視され、総量規制の観点からみて審査に通るのは困難になります。審査前に他社からの借入件数や金額を減少させ、審査通過の可能性を高めましょう。

安定した収入を得る努力をする

正社員や公務員などの職業だけでなく、アルバイトやパートでも毎月一定の収入があれば審査に通過できる可能性があります。職業に加え、勤続年数も審査のポイントです。

問題がないと判断される勤続年数の目安は、6カ月以上となります。とくに、正社員以外の待遇であれば、勤務期間は意識しつつ、申し込みましょう。

自身の信用情報を開示して確認する

信用情報に傷がついている場合は、審査に通る可能性は低いといえます。そのため、審査を受ける前に自身の信用情報を確認しておきましょう。

信用情報は信用情報機関に請求すれば確認できます。手続き方法はインターネットや郵送で行えます。仮に問題がある場合は、信用情報の改善を行うことが大切です。

諦めずに安全な方法で問題を解決しよう

消費者金融の審査に落ちた場合でも、他の消費者金融の審査に通る可能性はあります。また、消費者金融からの借入ができなくてもお金を用意できる対処法も複数考えられます。

審査に通らないからと諦めず、審査に通るために他社からの借入件数を減らしたり、申込書類を正確に丁寧に記入したりするといった安全な方法で問題の解決を目指しましょう。

ニチデン スタッフ

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