消費者金融への返済とは?返済プランから返済困難時の対処法など解説
消費者金融の利用を検討する場合、どのような返済プランや返済方法があるのか事前に把握しておくことが大切です。今回は消費者金融の返済プランや返済方法を解説しつつ、返済が困難になった場合の対処方法について解説します。
消費者金融の返済プランの種類
消費者金融の主な返済プランの種類は以下の通りです。
・一括返済
一括返済は、借入金額を1回で完済する方法であり、1日ごとに利息が発生し、借入から返済期間が長くなるほど、支払う利息は増加します。
・分割返済
分割返済は、支払いを2回、3回と複数回に分けて借入した金額を返済する方法です。分割する回数が増えるほど、1回の返済金額は減少します。しかし、逆に借入期間が長期になるため、利息が増えて返済額が増加します。
返済時の支払い方法
返済時の支払い方法は以下の通りです。
・インターネット返済
パソコンやスマートフォンなどから返済を行うのがインターネット返済です。インターネットバンキングを利用している場合、自分の銀行口座から消費者金融の口座に短時間で返済することが可能です。しかし自分で振り込むため、返済忘れには注意しましょう。
・消費者金融・提携ATMでの返済
消費者金融のATMに入金する場合、手数料がかかりません。しかし、自社ATMとは異なり、提携ATMの場合、数百円の手数料が発生することがあります。
・店頭窓口や銀行窓口で返済
利用している消費者金融の窓口や銀行の窓口からでも借入金額の返済が可能です。しかし、返済できる時間が限られてしまいます。
・自動引き落としで返済
自動引き落としは、登録した銀行口座から毎月自動で返済されるため、最も払い忘れのリスクを抑えることが可能です。ただし、残高不足で引き落としができないと遅延損害金が発生します。
消費者金融カードローンの返済方式
消費者金融のカードローンを利用した際の返済方式は以下のようになります。
・基本はリボルビング返済
消費者金融のカードローンの返済方式は、リボルビング返済が基本です。リボルビング返済は、毎月の返済額をルールによって固定化する方法となります。
たとえば、カードローンの利用額が10万円以内であれば、月々の返済額は5,000円、利用額が10万円以上20万円以内ならば月々の返済額が7,000円といったように、一定のルールで返済額が固定化されるのが特徴です。
・消費者金融は残高スライド方式が一般的
消費者金融では、借入残高で毎月の返済額が変動する残高スライド方式が基本です。そのため、毎月の返済額は借入残高で決まることになり、残高が多ければ返済額は高くなり、残高が少なければ少額となります。しかし、借入金額が決められた金額の範囲内である場合、いくら利用したとしても毎月の返済額は変わりません。
返済が困難な場合の対処方法
消費者金融から借り入れたお金の返済が困難な場合、まずは消費者金融に連絡しましょう。
期日までに返済できない、返済が遅れる場合には、事前に消費者金融に連絡しておくことで、返済期日を遅らせてもらえることがあります。
複数の消費者金融から借入を行っている場合、複数の貸金業者からの借入を1社にまとめる「おまとめローン(借り換え)」利用しましょう。おまとめローンを利用することで、返済日の管理が容易となり、月々の返済額を減らせる可能性があります。返済が困難であるならば、こうした対処方法を行うようにしましょう。