子育て中のレジャー費用はどのぐらい?費用の平均額と節約術をご紹介
ゴールデンウイークや夏休みなどの長期休みに、「家族でどこかに遊びに行きたいな」「でも、レジャー費用の確保が不安だな」と考える方も多いでしょう。本記事では、子育て中のレジャー費用の平均や費用を確保、節約するコツをご紹介します。
レジャー費用はどのぐらいかける?子育て中にかかるレジャー費用

「総務省統計局 家計調査報告」(2022年)のデータを元に子育て世代の30代、40代の 二人以上世帯の年間レジャー費用を次のように試算しました。
・30~40代の子育て世代のレジャー費(※1)年間平均額
項目 | 30代 | 40代 |
宿泊料 | 27,981円 | 25,941円 |
パック旅行費 | 13,923円 | 14,475円 |
入場・観覧・ゲーム代 | 33,487円 | 34,088円 |
合計 | 75,391円 | 74,504円 |
総務省統計局 家計調査報告(家計収支編)2022年より作成
※1 宿泊料、パック旅行費、入場・観戦・ゲーム代をレジャー費として算出(交通費を含 んでいない)
二人以上世帯のレジャー費用の年間平均額を試算すると、30代の平均は約7.5万円、40代も約7.5万円です。1カ月あたりの平均額は約6,200円であるため、大きな負担になる数字とは想定しにくいといえるでしょう。
しかし、移動する際の交通費やガソリン代、外食費用などは含まれていないため、実際は計算した金額よりも高額となる点には注意が必要です。
年収からみる子育て世代のレジャー費用比較

ここでは、年収ごとのレジャー費用についてみていきましょう。
・世帯収入別レジャー費(※2)
450~500万円 | 750~800万円 | 900~1,000万円 | 1,250~1,500万円 | 1,500万円以上 | |
宿泊料 | 16,682円 | 22,820円 | 32,514円 | 60,635円 | 96,356円 |
パック旅行費 | 16,534円 | 13,614円 | 29,300円 | 41,445円 | 59,226円 |
入場・観覧・ゲーム代 | 23,831円 | 30,702円 | 39,715円 | 63,802円 | 89,271円 |
合計 | 57,047円 | 67,136円 | 101,529円 | 165,882円 | 244,853円 |
※2宿泊料、パック旅行費、入場・観戦・ゲーム代をレジャー費として算出(交通費は含んでいない)
年収が高くなるにつれて、レジャー費用が上昇しています。年収によっては数倍以上も異なることから、年収とレジャー費用は相関関係があるといえるでしょう。
統計上での数字ではあるものの、平均値と家庭のレジャー費の割合を比較することで、家計の状況把握や年収に対して使いすぎていないか判断しましょう。
無理なく子育て中のレジャー費用を確保/節約するコツ

ここでは、無理なく子育て中のレジャー費用を確保・節約するコツをみていきましょう。
オフシーズンや割引を利用する
新幹線代や航空代、宿泊費に関しては、早割サービスやセットプランの利用で費用の節約につながるケースがあります。また、オフシーズンは通常よりも低い価格に設定される傾向にあるため、費用を抑えて利用できるケースも多いといえるでしょう。
遠方への旅行を検討する段階で、早めにプランを立て、割引を活用することが節約のコツです。また、テーマパークや体験施設では、お得なクーポンや年間パスポートなどを配布や販売をしていることがあるため、事前に確認することも節約につながります。
無料の施設や日帰りでのレジャーを満喫する
レジャーというとお金がかかるイメージがあるものの、無料で遊べる施設を有効に活用することで、費用を抑えられます。
例えば、大きめの公園であれば、広場などにレジャーシートなどを敷いて、ご飯を持参すれば、親子でのピクニックを楽しめます。また、自治体が運営している児童館におもちゃや室内砂場などがあれば、飽きずに1日中楽しむことも可能です。
お金がない場合に、親子で新幹線や飛行機で遠方に出かけるのは困難です。このような場合には、日帰りできるレジャースポットが向いています。地元の観光地や水族館、遊園地などを利用しましょう。
近郊の施設を利用することで移動費や宿泊費がかからないため、レジャー費を抑えることが可能です。近年は工場見学も人気があります。企業側からすれば自社商品をアピールできるため、入場料・見学料が数百円、または無料に設定されているケースも少なくありません。
子どもと一緒に楽しめることに加え、子どもは工場見学で得た知識を自由研究に活用できるでしょう。
事前に計画し、レジャー費を貯金する
無計画にレジャーに出かけてしまうと、費用が多くかかってしまいます。出かける場合は、あらかじめ計画を立てて予算を決めておきましょう。
毎月の収支をこまめに管理しているケースであっても、多額のお金が必要なイベントがある月は、赤字になってしまう場合があります。旅行や有料のレジャー施設に行く場合は、前もって予算と時期を決めつつ、毎月一定額をレジャー費用として貯金しましょう。
計画を立てて貯めていくことで、レジャーに出かけるまでのワクワク感を長く感じられます。ただし、費用を貯めるために無理に支出を減らすのはおすすめできません。家族がストレスを感じる、衝動買いをしてしまう可能性があります。
無理に支出を抑えるのではなく、余裕のある範囲で貯めることを意識しましょう。
妥協したくない方は、ローンもおすすめ
家族で行くレジャーで妥協したくない方は、ローンの利用もおすすめです。旅行を始めとしたレジャー費に関しては、ある程度まとまった金額が必要となります。ただし、返済が必要になるため、お金を過分に借り入れるのは避けましょう。
レジャー費用の確保にはフリーローン

子育て中のレジャー費用に関しては、年代や年収ごとに違いはあるものの、ある程度の費用がかかります。そのため、自分たちの家庭におけるレジャー費の把握が大切です。金額によっては、無料の施設や日帰りできる施設に出かけるなどして費用を節約しましょう。
しかし、子どもと一緒に旅行するときにレジャー費用を気にせずに楽しみたい場合には、返済計画などを立てたうえで、フリーローンの利用もおすすめです。フリーローンの資金の使い道は基本的に自由であるため、レジャー費用に充てることも可能です。
また、フリーローンは毎月一定金額を返済していくため、返済計画が立てやすいローンといえます。借り入れを行った場合、返済計画表が作成されるため、毎月の支払金額や利用残高の推移などの確認が可能です。
レジャー費用を確保したい方は、フリーローンの利用を検討してみましょう。