住宅ローンとの違い

住宅ローンとの違い

不動産投資のために、ローンを組んで不動産を購入しようと考える方は多いかもしれません。なお、「不動産投資物件は住宅ローンが組めない」ということを知らない方は意外と多いものです。

ここでは、不動産投資ローンと住宅ローンにどのような違いがあるのかについてご紹介します。

 

住宅ローンと不動産投資ローンの違いは「目的」

住宅ローンは、自分が居住する不動産を購入する目的で組むことができるローンです。借入金が高額で返済期間も何十年と長いことから、他のローンに比べて金利は低く設定されています。

一方で、不動産投資用の物件を購入する際には、住宅ローンではなく事業用のローンを組む必要があります。これは一般的に「不動産投資ローン」と呼ばれています。このふたつの大きな違いは、目的にあります。

 

金利の違い

・住宅ローンの金利は低い

ふたつのローンの違いは、金利に表れます。住宅ローンの金利は他のローンに比べて低い傾向がありましたが、昨今のゼロ金利の影響でさらに金利が下がっており、1%を下回る金融機関も出ています。

 

・不動産投資ローンは3%前後になることも

一方で、事業用ローンとなる不動産投資ローンはそこまで金利が下がってはおらず、2%や3%程度の金利が多くなっています。不動産は何千万という高額の買物になることもあるので、金利が1%違うだけで利息は大きく変化します。

 

住宅ローンで不動産投資物件を購入したい場合

事業用ローンとなる不動産投資ローンよりも、住宅ローンのほうが何かと優遇されます。住宅ローンで不動産投資用物件を購入することはできませんが、工夫によっては併用することが可能です。

 

・賃貸併用物件

新築で自宅を建て、その一部を賃貸に出すというスタイルの不動産投資もめずらしくありません。このような賃貸併用物件であれば、投資用物件についても住宅ローンの利用が可能です。

条件としては、自宅として使用する割合が50%以上あることです。そのため、マンションを建ててその一室を自宅にする、というような場合は難しいものの、自宅の一室を賃貸にするなどのスタイルでは住宅ローンが利用できることになります。

 

・住居として利用した後で投資用物件に回す

マンションを購入し、自宅として利用していたら地価が上昇して物件の価格が上がった、という経験がある方もいるかもしれません。元々は自宅として利用するつもりで住宅ローンを組んでいた物件を、後で賃貸に回すとしたら、自宅として住んでいた期間は住宅ローンが利用できます。

賃貸に回した後に住宅ローンがどうなるかについては、金融機関によって異なります。事業用ローンとして金利の引き上げが起きることもあります。

 

不動産投資ローンは住宅ローンよりも金利が高いなどの弱点はありますが、それでも他のローンに比べると金利は低めに設定されています。不動産投資ローンを活用し、適切な資産運用を行いましょう。